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JAS有機食品の講習会

この記事を書いた人:ソガイハルミツ

農林水産相の定める
JAS有機食品の講習会

厚生労働省の管轄に
消費者庁の食品表示
の分野も少し前に増えたので
北海道大学の会場
7時間の講習に参加しました

国内の有機農業
多くの動物性堆肥を使うケース
や、様々な問題点があるのが
現状ではありますが

根本的なビジョンは
シゼントトモニイキルコトが考える
自然エネルギーの循環
と同じにあります

様々な技術的な問題
業界団体の問題
過剰な家畜の数
などなど、
社会とは複雑なもので
本質的なことは朧げにされます

現在、JAS有機ライセンスで
カウントされる農産物は
農産物全体の 0,4% 程度
農水相が
2020年までに
国内の有機農産物を
全生産量の1%
なるように各方面で動いてはいます

JAS有機に対して
良いイメージをもってなかったり
現状では必要ないと考える農家さん
は多く
現在のJAS有機ライセンスを所有する
農家さんと、同じ数
若しくは、120% 程度いると言われてます

その層が、
ライセンスを取得できる管理をしているか
と言うと、
課題は少なくないかもしれませんが
ライセンスを取得し、更に
もう少しだけ生産者が増えると
目標の1%に到達するでしょう

この1%という数
101匹のネズミ
の現象の通り
おそらく、そこから15%までは
長くない時間で
インフレーション的に広がるのは
容易に想像できます

15% くらいまで行って
ようやく、アメリカやヨーロッパと
肩を並べれる数字に

食のシーンにおいて
ハイクラスのガストロノミー分野
を考えると、東京という街ほど
世界中の美味しいものが
集まってるポイントはありません
が、先進国の中における
食に対する意識は
驚くほど、
日本と言う国は幼稚であります

遺伝子組替えや
食品添加物
農薬に化学肥料にホルモン剤
化学的に手を入れることが
評価の対象になるのであれば
日本はぶっちぎりのトップです

グローバルスタンダード
が重要なこととは思いませんが
その地域の風土を蔑ろにすること
が、地域のことを大切にすることに
決して繋がるような発展の形ではありません

日本に
多くの外国人が
観光にくるようになりました
先日も、
北海道新幹線が開通し
多くの人が訪れてくれてます

日本特有の
侘び寂びの精神
その雰囲気、空気を持ち合わせること
そこに日本の価値があるのでは
と思います

外国人観光客のマナーの悪さ
なんて言う人は少なくないですが、
文句を言う前に、
自分の姿勢を、
少し考えることが必要です

お金のために、
殆ど石油でつくられたものを食べる民族

先ずは
自分に誇りをもつ
地域に誇りをもつ
ことから、向き合う
それこそが、
グローバリゼーションの本質なのでは

資格の多い国、日本
資格やライセンスな対しても
正直、
重要とはあまり思っていません
重要なのは、肩書きではなく
本人や活動の内容であるからです

が、
数字や肩書きも
時には
多くの人を動かすことができる要因となります

農水相が目標とする 1%
ライセンスに対する想いと
目標とする姿
それらに関わる、
先輩方の努力には
感謝と尊敬の念しかありません

それを、
次の世代が
どう繋いで行くか

ミクロなことはマクロであり
マクロなことにミクロの本質がある

united kingdom の王子が、
オーガニックはライフスタイルである
と言ったことを
思い出しながらの
机の1日でした