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げんげ

この記事を書いた人：アベミチコ

あけましておめでとうございます。みなさまおいしいものを食べているでしょうか。
私の２０１６年は大好物の親鶏をたっぷり使ったお雑煮で始まりました。

今回は実家に帰って元旦に書いてます。
これはゲンゲ、深海魚です。和商市場でめふん、鰊切り込みなどと一緒に購入。
シンプルにすまし汁でいただきました。味はもちろんおいしいですが、ブニュブニュとした食感はくせになります。
父は病気のためうまく箸が使えないので汁だけでもと思ってましたが、好物のためだと苦労も乗り越えるのでしょうか。手を動かしささっと身も口に入れ、上手に骨を出してました。

大晦日の実家では、めんめの湯煮か煮付けが出ます。もちろん今年も出ましたが父との取り合いの頭は食べづらいため私のものに。それだと寂しいので目の周りのゼラチン部分を父に取り分けると「うまっ！」とヤングな言葉に母と爆笑。
反抗期は嫌だった父の「チューチュー」音を立てて食べていたのが懐かしいです。
おいしいものは独り占めもいいかもしれませんが、分け合うとさらにおいしい。今年はもっとハートをわしづかみにするいろんな部位や、たまらない食材に出会いたいです。
みなさまにとって、またおいしい一年でありますように。