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ソーラードライヤー(エコで楽しい調理器具)

この記事を書いた人:家次敬介

最近は太陽電池が普及してきて、珍しくなくなりましたね。太陽の光を電気にする夢の技術ですが、熱を使いたいのなら太陽の熱をそのまま使う方が効率が良いのです。しかも!手作りでもクオリティーが高い製品ができるのでコストパフォーマンスにも優れています。

今回ご紹介するソーラードライヤーとは、その名の通り太陽のエネルギーを利用して乾燥をする装置で、一般的にはドライフルーツやドライハーブ、ドライ野菜などの保存食品をつくる為に使用されます。特に今回紹介するドライヤーはスイスのNPO団体がアフリカなどのインフラの整備もままならない地域へ太陽熱の調理器具で支援を行っている製品の1つです。

この製品に興味を持って、日本でも使えないかと考えた。札幌在住のフィルスト・ビアンカさんが、スイスから講師を呼んでワークショップを開き作り方を伝授してもらいました。遠いところまで送りやすいように軽量でコンパクトにたためて、現地の自立が目的のプロジェクトであるため、廃材などを利用して安価でだれでも簡単に作れるのが大きな特徴です。

いろんな果物、野菜、ハーブの数々、保存食に変えることができるのですが、それだけではありません。旨みや香りが凝縮され美味しい食品や調味料が自然のエネルギーだけで作れてしまうのが魅力です。これからは、肉や魚介類、海藻、キノコ、など日本で親しまれている食材にも挑戦して、出汁やおつまみを作って発信していきたいと思っています。いかがですか?こんな楽しい調理器一緒に使ってみませんか?