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気が付けば”ほぼ”参加「田んぼプロジェクト」

この記事を書いた人:ヨウコング

気が付けば”ほぼ”参加「田んぼプロジェクト」

またその季節がやってきます。
ワタシがスローフードフレンズに入って翌年2008年から唯一”ほぼ”毎年参加のイベントが「田んぼプロジェクト」。
秋の収穫で出来る米を事前に申し込み、オーナーとして田植えから参加する催しは、当時OLのワタシには新鮮でした。

5月下旬の日曜日、三笠には汚れてもいい服装の人たちが集います。農場主の鈴木さんの指導ではじめは元気に一斉スタートするのですが、気づくと手植えの苗はコロ(一定幅の目安を付ける機械)の付けた印から離れ、人それぞれの独自のカーブを描き、飽きてしまった子供たちや、初夏の日差しに体力の限界を迎えた大人たちの作ってしまった隙間を、残った人々で埋めたり、補正したりといった忍耐の作業が続きます。二足歩行ロボットばりのへっぴり腰のワタシは、まちがいなく戦力外・・・。
作業が終わると用意してくれた、家じゃまず作れないサイズの大鍋のカレーや、畑で採ってきたばかりのアスパラやらそのときにしか食べられない特別なお昼ごはんが美味しくて、評判のお店を食べ歩くことだけがグルメじゃないね、と実感したものです。
作業の中では、ぶっちゃけ草むしりが一番イロイロ考えさせられました。
この作業の大変さは体験で終わればいいけど、継続はツライなと。無農薬が高い理由が単純にわかったような気がしました。

一昨年は骨折して退院直後のため、去年は夕方から仕事があり2年連続の食事準備班。ここ数年は田んぼに入っていないワタシなのですが、靴下のように履く田植え専用ゴム長靴「豊作」の、出番は今年はありそうです。