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暮らしエネチェン術

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電気がなくても8時間燃える薪ストーブ

この記事を書いた人:家次敬介

この頃、冬期間の天変地異による長時間停電が毎年のように報道されています。最近の暖房機は燃料にかかわらず、電気がなくては運転できないものがほとんどで、停電すると人は凍えてしまいます。

冬の北海道の災害時は水や食料より先に暖房の確保が重要となります。

そこで、とくに東北の震災以降に問い合わせが増えている、電気がなくても使用でき世界的にもめずらしい、炎が下向きに燃えるダウンドラフト燃焼の「クラフトマン」というストーブをご紹介いたしましょう。

そのストーブは岩手県釜石市の港にある工業団地で生産されています。先の震災では工場も生産機械も塩水をかぶり使用できなくなるという大打撃を受けましたが、経験から災害の時ほど暖かいストーブが必需品と考え、その夏には不死鳥のように復活し現在も生産を続けています。

一見、鋼板製の薪ストーブのようですが、燃料は薪でも木質ペレットでも使用ができます。とくに上部のホッパーに木質ペレットを入れておくと、特殊な構造により連続燃焼ができ薪ストーブのように、いちいちくべなくても8時間ほどは連続で燃え続けることができます。

能力は木質ペレット使用で20畳ほどの暖房が可能で、映画「しあわせのパン」(原田知世さん大泉洋さん主演)にも登場し話題になりました。燃料は木なので環境にとてもやさしいのも特徴です。あなたも暖かさと安全を体験してみませんか?