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物々交換でゆるキャラ

この記事を書いた人：ヨウコング

ほそぼそイラストの仕事もしておりますヨウコングと申します。

プロフィールや名刺などに使いたいとオリジナルゆるキャラを描かせていただくことがあるのですが
個人相手のご依頼の場合、知り合いだと特に注文なのか願望なのかが判別しにくいこともあり、おカネの話もしづらい。
なので、いっそ報酬を「私のシゴトに対する対価としてなにか美味しいモノをください」と請求することとにしました。
最初はそんなのいいやって思っていたときもありましたが、きちんと支払ってくれる人もいるのにと思うとそれも失礼だし、
今ではむしろおカネよりその人がワタシに選んでくれた美味しいモノ（8割はワイン）のほうがなんかワクワクしてしまいます。

バルコ札幌というバルで働いて、「20回も会えばその人のイメージが掴める」という発想から、私が店番の日のみ発行のヨウコングスタンプ20個を貯めたらゆるキャラお描きします企画も早3年を過ぎ、十数人の方が貯められ完成したゆるキャラたち。
今もボロボロになったコピー用紙のスタンプカードを毎回差し出してくれる人がいるのも、自分自身の励みになったりするのです。

おカネのやり取りだけでは伝わらない想いがそこにはある、そういう物々交換を面倒に思わない人たちが増えるとほっこりした世の中になるんじゃないかなぁ・・・。