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たべものの絵
この記事を書いた人:アベミチコ
たべものの絵
今年も中部国際空港で11年目の大雪おみやげ博という物産展に参加した。
参加と言ってもポスターや什器のディスプレイや、ポップを描いたりお菓子を販売したり。
11年前は33歳。まだなんもわからない。中部国際空港と聞いて中国だと思ったくらい。
この物産展に参加して来場者の方といろんな会話をしたり、買い物する風景を見たりすることによって
自分の中にあった何かが変わっていった。
それまで私の仕事は、デザインしたものを誰かが見てどう反応をしてるか
わからなくてもいいというのが当たり前だった。
今じゃ信じられないね。
そして今年は、なんとその場で絵を描くワークショップ的なものをやらせてもらった。
このlocotableのような食べ物の絵のハガキや缶バッチ、Tシャツを販売もした。
始める前の数日間は不安でいっぱい。夢の中にも出てきた。
迷惑かけたらどうしよう。誰も来なかったらどうしよう。なんだこれ?って言われたらとか。
当日、まず物産展で売っている海鮮弁当、パン、ケーキや北見ハッカさんの入浴剤など
身近なものを絵にしていった。
気づいたら小さな子が周りにいたり、多くの方が囲んでいた。
そんな中絵を描くのが楽しかった。
海外の方も多く、中国、マカオ、フィンランド、ギリシャなど
私の絵が飛んで行ったと思うと嬉しくすぐったい。
食べ物の絵は世界共通で、
お腹が減ること、食べることはとっても幸せなことだね。