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ミ極めが大切
先日ソムリエ協会のセミナーに参加。
2018年10月30日から始まる
日本ワインの表示規定についてから始まり
日本酒、焼酎の地理的表示に関する説明などと
ティスティングが田崎真也会長からありました。
2015年国税局調査によると
100%日本産ぶどうを使った国産ワインは
全体の4.8%だそう
ということは
100本「国産ワイン」と書かれたワインから
4〜5本しか純国産「日本ワイン」
はないということに。
純国産だから美味しいとか
品質を保証するということではなく
わかりにくかった国産ワイン
(輸入ぶどうを国内で醸造しても国産ワイン)
との差別化が明確になるということは
説明する側にとってもありがたいこと。
そのパーセントからすると
これまで観光ワイナリーがお土産用に作っていた
リーズナブルな輸入ブレンドの国産ワインは
出しづらくなる状況が生まれ
ますますご当地産ワインとの出会える確率は下がりそう。
需要の高まりに量を追い求め
品質が落ちてしまっては続かないし
少量生産で手に入らないとなれば
オークションで価格が独り歩き
農産物でありながら
人を酔わせてしまう
…などと考えているあたりが
自分に酔っていると
ワイン、日本酒、焼酎とテイスティングしながら
思ったり。