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阿寒のレイクロブスター
この記事を書いた人:アベミチコ
阿寒のレイクロブスター
ゴールデンウィーク、実家の釧路でこれを書いてます。
いつもなら富良野・新得(新得町営浴場)経由のJRで釧路へ帰るのですが、どうしてもどうしても阿寒!に寄りたい熱が冷めず、バスで行ってきました。
あら!なんだかいい感じ。海外の方もチラチラ、日本とは違うアイヌ音楽、人、模様、雰囲気などちょっと異国気分。
阿寒は小さい頃、よく親に連れて行ってもらった場所。
奈辺久さんのそばや阿寒ビューホテルのプール、遊覧船や芋団子、その時の天気や靴、車で食べた珍味などいまでも浮かぶ鮮明さ。(昨日の夕飯は!?より早く浮かぶ)
お腹減ったーと、とりあえずソバかな、ワカサギの天ぷら、まりもラーメン?スパカツ?なんて思っていたけど夜に行きたいお店があったので軽く〜なんて思って
気になっていたレイクロブスター!(ウチダザリガニ)を目指す。
湖そばのお店。壁にワカサギ定食などとまじってお皿にもりもりに盛ったザリガニの写真に1000円と。やったー!たくさん食べれるー。
「ビールとザリガニと・・・・ワカサギの天ぷら!」
甲殻類が大好きなわたし。海ものはあってもザリガニは初めて。
ハサミともりもりの塩茹でザリガニがドーン。
おそるおそる食べる。なにこれ!えび?花咲蟹みたい!?おーいしー。味噌もおいしい。
写真撮らなくちゃ、あぁでも止まらない、葛藤しながら写真撮ってから一気にバリバリ!
ハサミもたまに使うけど歯でバリバリ!!と完食。ごちそうさまでした。
その間に家族で一皿。カップルで一皿。
一人で一皿を食べる姿はどう見えたでしょう。おいしかった。
お腹を減らすため遊覧船にでも、と窓際に座る。
歴史、雌阿寒岳雄阿寒岳、自然についての話のあと、「毬藻の唄」が流れる。
♪ま〜りも〜よま〜〜〜りも〜、みどりの〜まりも〜
一気に子供のころに戻る。
わたしくらいの年齢で休みもないのに、小さなわたしを連れ観光してくれたんだ、、、、涙。
胸が苦しい、親の思い描いた子供になってはいないですよね、そんなことを思いながら
ポロポロ涙が・・・と思ったらウトウト。
ビールが効いたらしい。
あっというまに島につきでっかいマリモを見る。
実は先ほどのウチダザリガニ、マリモ食べちゃうのです。
そう、特定外来生物が天然記念物を食べちゃうのです!!
1930年ころアメリカから食用として北海道の摩周湖へ、そして阿寒湖、屈斜路湖、なんとうちのそばの春採湖!にもやってきました。
天皇の料理番にも出てきたように高級食材だったのです。
なのにいまはあまり食べない。いや、高級なお店に行かないからか食べたことがない。
勝手ですよね。食べたいから入れて今度は邪魔だって。自然をなめすぎ。
飼育は認めらませんが、食べていいのです。
わたしは自然を守るため、食べます!